山月記 of the Contemporary

大事なのは、他人の頭で考えられた大きなことより、自分の頭で考えた小さなことだ

考察

「かわいさ」と「甘え」

甘えの分析を理解していくうちに、一つ自分が連想して思いついたことがある。日本では、「かわいい」女子がもてはやされ、韓国では「セクシー」さが求められる。この社会差はどこにあるのか。「かわいい」とは、「可愛い」である。愛すべき対象ということで…

人の価値って

人の価値ってなんだろう。価値を決めることができそうでもあるし、できなさそうでもある。 僕は思うに、「人」の価値を決めるということは、「人」をかけがえのないものとして見ない、只の「物質」や「数」としての視点に立つということだと思う。つまり、「…

obsession 想像力のいる時といらない時

休憩中、仲のいい友だち三人のグループでラインをしていたのだが、僕が軽い気持ちで発した言葉が、その中の一人をはみらせるような響きをもってしまい、彼を傷つけるようなことをしてしまった。それについて、もう一人の友達や本人からの指摘もあり、すぐに…

英語について

鈴木孝夫さんの英語に関する主張を読む。 極端だ、とかナショナリスティックだとか、批判されることもある鈴木さんの主張だが、僕は結構気に入った。なんとなく自分も思い描いていながら、それでもどうしようと逡巡していたポイントを、彼がクリアにしてくれ…

日本の辺境性について メモ

このトピックについては内田樹さんの本も読んだりしたが、昨日、鈴木孝夫さんの『アメリカを知るための英語、アメリカから離れるための英語』を読んでいた時、積み重ねてきた知識と理解が相合わさって、アハモーメントを呼び起こしたのだ。それについて、簡…

人間主義について

ニーチェについて復習。未だ原文にあたってないのは、お恥ずかしい話ではあるが。。 いつか、カウンセラーと話していた時、一方的に話ながら閃いたことがある。人間主義についての疑問であった。現代では、人間が等しく尊い存在である、ということが常識とし…

束縛、不自由について

新聞のコラムで、「我が家の夫婦げんか解消法」なるものを読んだ。こういうの好きだ。どんなに喧嘩をしても夜は必ず一緒のベッドで寝る、とか、冗談をいいあって笑う、とか、話題を変えて褒める、などなど、それぞれおもしろい方法で夫婦がうまくいくように…

フェイスブックなどなど

うーん、久しぶりにフェイスブックを覗いてみて、また考えこんでしまった。他人の事を、良い意味でも悪い意味でも、人一番気にする人だから、FBは向いていないんだけれども、それでも知的な情報交換の場としてのFBのあり方には魅力を感じ、うーんと悩まされ…

Good Will Hunting  感想

素晴らしい演技に溢れる映画。名作である。特にクライマックスの、Robin WilliamsがMatt Damonに、「お前は悪くない」と連呼するところは、涙が止まらない。最近臨床心理の本をたくさん読んでいるせいか、先生になってこんなことがしたいと思っているせいか…

「言葉にできないもの」

いつか書いた考察。そもそも、言葉というものは限られているものであって、そこにあるものを言葉にしようとする試みとは、ものすごいoversimplificationであり、rationalizationである。つまり、言葉にするというのは、そこにあるものの角や曲線を切り落とし…

人生って不思議なもの

美空ひばりの名曲、『愛燦燦』からの引用、「人生って不思議なもの」。 合理主義が発展した現代では、人の生き方、心の動き方、集団の習性、など、いろんなものを「理解」しようと努め、全て人間の「知」の部分で把握してしまおうという傾向がある。つまり、…

ブログ開設

ブログを作ろうと意気込み、どのサイトで作ろうか迷った末、Hatenablogに!シンプルなデザインが自分にも合ってるだろうと思った。いろんなことを考慮して選んだが、その結果、正直疲れて何かを書く気が失せてきた。(笑 といいつつ、書いていると何故か筆(…