山月記 of the Contemporary

大事なのは、他人の頭で考えられた大きなことより、自分の頭で考えた小さなことだ

先祖代々の土地と固定資産税

日経新聞の面白い記事を読んだ。

東京の街中でたまに見かける奥ゆかしい広大な土地を持つ豪邸。さぞ、お金持ちの人が住んでいるんだろうなと思っていた。だが、実情はそんなに甘く羨ましいものではないらしい。

そういった豪邸に住むのは、江戸時代に遡る地主や武家の子孫。代々伝わる土地を守ろうとするが、明治以降の相続税や固定資産税に絞られ、どんどん痩せ細っているのが現状だ。家を支えるために、医者を目指す子供もいるという。いろんな人生があるのだなと感じた。